ごきげんよう。あまえです。
毎日更新9日目。
今年度もお疲れ様でした。
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本日はことばのお洒落=ワードセンスを手に入れる方法についてお話しさせていただきます。
センスは後天的なもの
「あの人、センスいいよね」そう言われると嬉しいですよね。
洋服、インテリア、料理、笑い、運動…。
様々なことにおいて「センスが良い・悪い」と表現されることがあります。
ではセンスとは?
こう聞かれると「元々備わっている才能(先天的なもの)」とイメージされる方が多いのではないでしょうか。
でも、くまモンの生みの親である慶応義塾大学の水野教授はセンスは研鑽によって誰でも手にできる能力だと、この本で言っています。
センスの良し悪し
そもそも、センスが良いとか悪いとかってどこで判断しているのでしょうか。何かしら基準がない限り、良いも悪いもないですよね?
でもその基準というものは、なにか数値があるわけでもなく、その場その時の個々人の基準があり、それよりも良いか悪いかと判断されるだけです。
例えば、いつものお洋服。
流行りのものを取り入れているから、一概にセンスがいいわけではないですよね。
流行を自分らしく取り入れて(取り入れなくても良いですが)、その人に似合っているとセンスが良いね。となります。
でもその恰好でお葬式に行ったら?
センスが良いねとは絶対にならないですよね。
つまり、「センスのよさとは、数値化できない事象(*)のよし悪しを判断し、最適化する能力である」と、水野教授は定義されています。
*数値化できない事象とは…今どのようなシーンなのか、一緒にいる人はどんな人か、どんな気持ちでいるか、歴史や背景など、ありとあらゆるものがある。
そして、「センスとは知識の集積である」ともおっしゃっています。
瞬時に物事を最適化できるのは、過去の膨大な知識が積み重なったおかげなのだと。
だから私は本を読む
人と会話をするとき、何か発言するとき、笑いをとりたいとき、誰かに優しくしたいとき、そして感謝したいとき。ことばを使って伝えますよね。
人生において、ことばは大きな役割を果たしています。
そのことばのセンスを身につけたい。
だから、私は本を読む。特に小説やエッセイを読む。
異性になったり、戦時下で生きたり、魔法使いになったり、友人になったり、敵になったり。
苦しくなったり、楽しくなったり、立ち直れなくなったり、この世の幸せを願ったり。
たくさんの本から、自身では知りえなかった体験をし、多くの気持ちをストックすることができます。
また、このような素敵なことばに出会うこともできます。
自分に似合う、自分を引き立てるセーターや口紅を選ぶように、ことばも選んでみたらどうだろう。
ことばのお洒落は、ファッションのように遠目で人をひきつけはしない。
無料で手に入る最高のアクセサリーである。
流行もなく、一生使えるお得な「品」である。
ただし、どこのブティックをのぞいても売ってはいないから、身につける努力がいる。
引用:『夜中の薔薇』 向田邦子
私のことばのお洒落の手に入れる方法。
それは、たくさんの物語に出会うこと。
まとめ
・センスは知識の集積・誰にでも手にできる能力
・ことばのお洒落は読書で手に入れる
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